１泊小屋泊登山の装備

これから登山をしてみたいと思う方々の中には、山の中で一泊をして思う存分自然を満喫してみたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

そんなときに、「山小屋」という選択肢をご提案させていただければと思います。

山小屋をなんとなくご存知の方も多いのではないでしょうか。

そんな、みなさんがまず何を揃えて登山をしたらいいの？という疑問に向けて最低限の装備をご紹介させていただこうと思います。

その前に、そもそも山小屋とは、、、、

山小屋は宿泊施設であると同時に、山の中では色々な役割を果たしています。

昼間は併設の売店や食堂で泊まらない人も楽しむことができますし、隣接する幕営地（テントを張る場所）の管理をしていて、テント泊する人がここで幕営料を支払ったり、飲料水を購入するのも山小屋です。

また、万が一の遭難事故発生の際は救助隊が宿泊したり、テント泊するつもりだった人が台風や吹雪でとてもテントを張れる状況でなく「やっぱり泊めて下さい」ということも。

そう、基本的には「泊まりたい」という人を、混んでいるから…などの理由で簡単に断ることができないのです。けれども、それなら予約なしでいつ行っても大丈夫かというと、それは大昔の話。ハイシーズンの週末だと、廊下や談話室まで寝ている人がいる光景もたまに見かけますが、やはり快適とは言い難いですよね。食糧も、限りある物資をヘリコプターや歩荷さんが苦労して運び上げているものです。

基本的には、あらかじめ予約をした上で出かけましょう。

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という一般的なホテルや旅館とは異なり、少ないリソースで、いくつもの機能を担ってくださっている、いわば山の守り神のような存在です＾＾

山小屋に泊まるということになると、登山の際の荷物を大幅にへらすことが出来ます。

具体的には、テントや、シュラフなどの大型の荷物を背負わずに、山の中で宿泊して山の雰囲気を十二分に堪能することができることになります！

そうなると、山小屋を利用しない手はないですよね！

では、山小屋に泊まる登山をするにはどんな装備が必要になるのでしょうか。

山小屋泊であれば、持ち物に大きなテントや、シュラフなどが入らないので、４０リットル程度のリュックでちょうどよいです。

中に入れるものとしては、色々とありますが、私は以下のようなアイテムを入れて登山に臨んでいます！

南アルプスの日本１００名山でもある、山梨県　鳳凰三山への登山もこちらの装備で向かいました！

それでは早速各装備をご紹介させていただきます！

雨具上下

ジャケットはモンベルを愛用しています

パンツはワークマンのものを愛用しています

保温用ダウン

小屋に到着したり、急な温度変化に対応できるように着用します。
山の朝晩は非常に気温が下がります。秋口の登山では氷点下になることもザラです。そのためにも、十分なウェアを用意されることをおすすめします。

料理器具（クッカー、メスティン）

登山中の楽しみであるクッカーやメスティンがあると、登山の楽しさが倍増します！

ハイドレーション（水分補給）

登山中の水分補給の手間が大幅に軽減されます。
一度登山に行ってみて、水分補給が意外に面倒だなと感じた方はぜひ購入をご検討いただければと！

ヘッドライト

ヘッドライトはこちらを使っています。
あまり聞き慣れないブランドでしたが、十分に活躍してくれています！

スタッフバッグ

荷物や、食品を小分けにするのに使います。スーパーの袋でカシャカシャ鳴るとちょっと旅情を損なうかなって方におすすめです！

ストック

体力に自信がなかったり、下りの膝への負担が心配な場合には必須アイテムです！

その他細々と

食料
行動食
着替え
下着

そして、最も大事なのが

登山靴

こちらは、本当に合うものを登山ショップ等に行かれて、ご自身で履き比べて本当に納得の行く登山靴を履かれることをおすすめします！

サイズが合っていない登山靴での登山は辛くてたまりませんが、

逆にサイズのフィットした登山靴での登山は本当に、登山靴と足が一体化したように思えてとても快適な登山をすることが出来ます！

最高の登山ライフをスタートするためにも登山靴はぜひ妥協なく、選びぬいてください！！

最後に、日帰り小屋泊のわたしのバックパックがこちらになります。

バックパック

Osprey バックパック ストラトス 36 Stratos

いかがだったでしょうか。

最初はどうしても少しハードルを感じる事もあるかもしれませんが、山小屋で宿泊して見る満点の星空や、翌朝のご来光などは地上ではめったに拝めない貴重な体験となって心に刻まれることになると思います！！

ご興味をお持ちの方はぜひ、山小屋泊の準備をして、山小屋泊登山を計画されてみてはいかがでしょうか。